小豆島 島宿”真理” 食事
    平成22年4月27日〜28日


菜の花のカクテル


采 (大皿を蕗の葉で四つ割にして)  手長蛸・中海老


地魚のみりん干し・蕗の葉ちりめん・蕗のおから和え


菜の花の黄味辛し・いぎす・のり


ふしせんべい・空豆




ワイン・日本酒・カクテル


小豆島名産 そうめんです。

左上 生そうめんです。
手前左の諸味ドレッシングを
ぶっかけで頂きました。

右上は 湯はり小引きうどん です。
これは伸ばす前のそうめんです。
温で諸味つゆをつけて。。

真中は島名産オリーブの実の天麩羅です。

煮  じゃがいもの揚げ団子・あったか椀
青身 (蕗おから和え・ふしせんべい・空豆)

肴  おこぜ すき鍋
厚木椎茸・水菜・新玉・豆腐・一味柚子

鮮  刺身です。
右から 鮑・さより・おこぜ
平目の縁側・いか・路地野菜等

下の薬味で頂きました。
諸味しょうゆ  再仕込みしょうゆ  香り醤油


  穴子の酢浸し
焼葱・甘夏・地クレソン

  めいた鰈醤油袋蒸し
大根・春菊・諸味

黒めばるみかん塩焼き・たなご粕漬け焼
おこぜ木の芽焼・筍・夏みかん・葉ごぼう



にし貝蒸し汁 三つ葉 塩と卵白で固めた台座に
温めたにし貝 これを三つ葉の椀に 入れて頂きます。

飯 蛸飯 とろろおろし・香の物
蛸飯の上にとろろを掛けて頂きます。


青汁のシャーペット・醤油豆

七部屋の小さな島宿です。
食事をした母屋は築80年余り
国の文化財の指定を受けています。

醤(ひしい)の香りのする町で地場の美味しいものを頂きました。
そうめん・佃煮・新鮮な魚に地場の野菜
どれも美味しいでした。

土鍋ご飯・揚げと青菜の煮つけ・ほうれん草
玉子焼き・わけぎといかのぬた・豆腐・魚の浸け焼き

のり・佃煮三種

ごま豆腐・おこぜの味噌汁


50年ぶりに訪ねた小豆島・青春の思い出一杯の島です。
観光も地場産業も盛んなのに驚きました。

良質な塩の生産地で 以前は皇室の御領の一つであり 伊勢神宮に奉納の際
醤油発祥の地 湯浅により醤油の製造方法を習ってきたそうです。
それが戦後の佃煮生産の三分の一を世に送り出す元になっています。

醤油も佃煮もソーメンも島人の進取の気性がもたらした幸なんだなぁ〜と思いました。