東 寺(京都)

平成16年8月21日


昔、京の町は羅城と呼ばれる土塀に囲まれていて、東西南北に4つの門の出入り口がありました。
その南に面した入り口は羅城門と呼ばれていました。

谷崎潤一郎の小説、渡辺の綱が鬼の片腕を切った物語として有名な「羅生門」のモデルとなった門です。


50代桓武天皇が奈良の平城京から京都の平安京に都を移されたとき、国家安康の願いをもって
羅城を挟んで東西に二つの寺を建立しました。
その一つが東寺で西寺は鎌倉時代以後火災にあい焼失しています。

東寺は正しくは「今光明四天王教王護国寺秘密伝法院」 とても長い名前です。

真言密教の寺で参詣者も多く、国宝、重要文化財も多く、世界遺産に登録されています。
それから・・毎月21日の弘法市はその規模と人出で有名です。
骨董品・古着・各種布地・袋物・そして食べ物屋などが広い境内一杯に出店しています


 ← 
東寺”南門”です。
 それをくぐりますが、その上の写真は門の上部です。




 
伽藍の一部です。

 ←この五重塔は高さ57m、国宝
 わが国に現存する五重の塔の中で最高最大です




 
↑上の二枚の写真は弘法市の風景です。



 ←帰路、道の傍の看板です。
  塀、土塀は重要文化財につき
  芝生の中に入らないで、と書いてありました。


  暑い!暑い!暑い! 一日でした。。