ヨドコウ迎賓館は 大正13年完成 設計者はライト氏 彼の住宅設計で現存する唯一つ建物です。
桜吹雪の舞う迎賓館あたりは人出が多く雛様を見に来る人も大勢でした。
残念なのは以前と違い写真撮影禁止、そして雛様の前には柵があり少し離れての鑑賞になっていました。
なので・・雛様の写真は2004年に撮影したものです。
平成14年4月5日 建物4階からの景色です。芦屋川 川沿いの桜です。4Fより |
正面玄関です | 車止めです | 2階ベランダ |
神戸灘の酒造家大邑太左衛門氏の別邸として建てられたものです。
当時としてはオール電化の画期的な建物でした。
2階のベランダ | 大理石の柱の |
玄関前の | 細長い窓が |
この館の建築主、山邑家の八代目当主太左衛門氏が、長女雛子様誕生に際し、
明治33年〜34年、京都の人形司「丸平」に作らせた人形です。
これらの人形は3種類あり
雛人形 花嫁人形 花観人形 からなっています
段飾り雛です |
女雛です |
冠を頂き きりっとしたお顔 |
| お世話係です | 色々の用事をこなす腰元です作者三代目大木平蔵は明治32年 |
雛子さまは政治家と結婚、雛も一緒にお嫁入りしましたが100年近くの歳月が経っています。
お顔といい、お着物といい、その保存の良さに驚きます。
その後雛子さまの長女より今の館のオーナーである淀川製鋼所が
譲り受け又、もとの館に飾られる様になりました。
花観人形です 17体の人形が宴をしています | 明治天皇と昭憲皇太后 お二人のお姿です |